これまでの人生を振り返ると、学生時代はひたすら勉強に打ち込み、第一志望の大学でも黙々と研究を続け、気づいたら今の会社に入っていたという感じであとは何もないなぁと思うことが最近多くあります。もちろん、恋愛についても例外ではありません。学生時代、勉強や研究の邪魔になると思い、女性には一切目もくれず、サークルにも属することなく過ごしてきた僕は、女友達といえる存在は皆無に近いものでした。
そんな僕が今の嫁と出会えたのは、出会い系サイトがきっかけでした。昔の僕なら、出会い系サイトを利用するなんでとんでもない、恥ずかしいことだ、なんて言っていたかもしれません。事実、昔の僕を知る友人に嫁との馴れ初めを話すと驚かれることがほとんどです。
でも、出会い系サイトという恋愛のきっかけが無かったら、僕は今の嫁と会うことも無かったし、そもそも恋愛などということを知らずに死んでいったかもしれません。
出会い系に対しては、元々そんなにいい印象はありませんでした。しかし、いい年になってくると、親や上司などが見合い話を持ってくる機会が多くなり…それらから逃げるための手段として使ったという、ただそれだけのことでした。
当時大阪市に住んでいましたが、近くに住んでいる女性を地域検索し、たまたま少し好みかな?と思った女性に連絡をし、やり取りしていて相性がいいなぁと思ったのが今の嫁でした。他にも複数の女性とやり取りをしてみましたが、どうもパッとしなかったんですよね。
んで、ある程度やり取りをしてから直接会うことに。ファミレスで待ち合わせ、食事をしながら直接話をしてみましたが、偶然にもその女性は僕と同じ高校・大学だったみたいで驚きました。第一印象もよかったし、なんかもうそういうところですぐに運命を感じちゃいましたね。
話していても気が楽だし、同じような学歴だから学生時代の話でも盛り上がれたし…自然と接触頻度も増えていつの間にか結婚の話がまとまっていました。出会い系サイトをきっかけに恋愛結婚できるなんて思ってもいませんでした。こんなことって本当にあるんだなぁと驚いています。今となれば、見合いをしつこく迫ってきた親や上司には感謝をしています(笑)いま